開会挨拶 まつもとゆきひろ委員長、溝口善兵衛 島根県知事、松浦正敬 松江市長
当日の模様
日程
6日(月) 10:00-10:55
会場
A会場 (3F 国際会議場)
講演者
まつもと ゆきひろ
(RubyWorld Conference 開催実行委員会 委員長)
1993年にRubyが始まったとき、それはひとりのプロジェクトでした。それが、様々な幸運に恵まれ、今日、たくさんの人たちに使われるようになりました。ある調査によるとRubyのユーザーは100万人といわれています。世界中の多くの人たちの生活に様々な形で関わっています。まさにRubyは一つの生態系として、一つの大きなコミュニティを形成しています。今回のConferenceでは、ビジネスで、趣味で、技術者でといった様々な分野の方々が、お互いに協力し合って、Rubyをもっとよくするための情報交換をしたり、お互いを高めあうことを目指しています。是非Rubyの新しい側面を発見してください。
溝口 善兵衛
(島根県知事)
豊かな自然や古き良き文化・歴史がよく残されている島根にようこそお越しくださいました。県民を代表して、心から歓迎申し上げます。ここ島根の地で、昨年に引き続き、RubyWorld Conferenceが開催されますことを大変嬉しく思います。県では、Rubyを軸としたIT技術者の育成やRubyに積極的に取り組む企業の支援を行っています。今回のConferenceの中では、こうした活動の成果も聞いていただけると思います。今回のConferenceが契機となり、Rubyのビジネス利用拡大がますます進むことを祈念し、ご挨拶とします。
松浦 正敬
(松江市長)
昨年に引き続き、RubyWorld Conferenceが松江で開催されることを大変うれしく思っています。松江市では、Rubyをキーワードとして、エンジニアの方が自主的に活動しやすいまちづくりに取り組んでいます。本市が松江駅前に設置したオープンソースラボを使って、Rubyエンジニアの皆さんが中心となり、さまざまなイベント、勉強会が開催されています。このような風土が定着しつつある松江で、Rubyの最先端の事例が紹介されるこの会議をきっかけに、新たなつながりや取り組みが生まれることを期待しています。松江は『水の都』とも呼ばれる大変風情のある美しい街です。ぜひ、この機会にRubyと併せて松江の街も楽しんでいただければ幸いです。