A-2 原田節雄 「ビジネス戦略と国際標準化」
6日(月) 13:20-14:10
A会場 (3F 国際会議場)
原田 節雄
(財団法人日本規格協会/ソニー株式会社)
1970年からソニー株式会社に勤務し、人事本部、商品戦略本部、法務渉外部グループ、スタンダード&テクノロジーアライアンスグループなどの職場を経験する。2005年から現在まで、国際電気標準会議(IEC)標準管理評議会の日本代表委員を務める。国際標準化活動への功績により、2008年に内閣総理大臣表彰を受ける。
ビジネス戦略と国際標準化
国際ビジネスにおいて日本企業の活躍が見られなくなり、国際標準化への出遅れも目立つようになった。それは日本が貧困から成長の過程を経て富裕社会になったからだ。日本企業の活性化のキーワードは、素材、部品、技術、英語、自立、中小企業、地方になる。技術を売らずに技術を使う、その技術を国際標準にして縛り、かつ普及させることが重要だ。貧困から富裕にかけての組織や人の変貌を分析しながら、国際標準の重要性を説く。